災害に備えて患者さんに準備していただきたいこと



1. 平常時からの準備
(1) 必要物品をそろえる。
    ①ラジオ
    ②タオル
    ③懐中電灯
    ④透析患者カード
    ⑤保険証、身体障害者手帳
    ⑥非常食
    ⑦内服薬(カリウム、糖尿、心臓の薬要注意)


(2) 自分の住んでいる町の災害対策を知っておく
    ① 災害に関する行政の相談窓口や避難場所を知っておく
    ② 行政が発行している防災計画や手引きの内容を参考にする
    ③ 医療機関の連絡手段を確認しておく



(3) 通院移動手段の確保
大規模災害時は電車、バス、車は利用できないことを念頭に、避難所、透析医療機関、他の透析医療機関への移動方法を考えておきましょう。




(4) 代替透析医療機関の把握
   ①  通院している透析医療機関で透析を受けれない場合に備えて、親戚、知人の避難先を想定して、そこに近い透析医療機関を把握しておきましょう。
   ②  大規模災害が発生した場合、1~2週間地元から離れて透析をうける方が得策であることも考慮しておきましょう。
   ③  その施設の電話番号、移動方法などを確認しておきましょう。
   ④  他施設で緊急透析を依頼する場合には、患者カード、可能なら最新の検査データを持参して提示しましょう。




2透析を受けていない時に災害が起こった場合の対応
(1) 安全の確保
まず、安全な場所に避難しましょう。避難所に避難した場合は避難所の医師、看護師、保健師に透析をうけていることや、次回の透析予定日を伝えましょう。
透析を受けられるまでの間はエネルギー不足を極力防ぎ、水分、塩分、カリウムなどの管理を普段以上にしっかり守りましょう。


(2) 透析医療機関との連絡
   ① 愛媛県立中央病院ホームページの災害掲示板の活用
     当院では災害掲示板を利用して当院での透析状況を随時更新することになっています。
   ② NTTの災害伝言ダイアル(171)
   ③ 市町、保健所に問い合わせたり、テレビ、ラジオなどのマスコミからの情報を入手しましょう。


(3) 避難所に避難した場合の対応
   ① 自宅で安全が確認できない場合は、緊急持ち出し物品を持ち、避難所に避難しましょう。医療救護所の医師や看護師、避難所のスタッフなどに透析をうけていることを伝え、次回透析予定日がいつなのか申し出ましょう。
   ② 避難所では通常食が提供されるため、食事内容(エネルギー、水分、塩分、タンパク質、カリウム)が問題になります。このため、自己管理をしっかりしましょう。
   ③ 食事の困りごとがあれば栄養士や保健師に透析を受けている旨を伝えましょう。
   ④ マスク、手洗い、うがい、はみがき、ウェットティッシュ等での手洗浄で感染予防に努めましょう。






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